SHIRASE นายโคอิชิโมริกุจิผู้ให้สัมภาษณ์การสัมภาษณ์เนื้อหา "ในกรณีที่เกิดภัยพิบัติเป็นสิ่งที่สำคัญที่สุดในการปกป้องชีวิตคุณในกรณีที่เกิดภัยพิบัติ"

2017/01/24
2017年1月21−22日、千葉県船橋港にある元文部科学省の三代目南極観測船のSHIRASE 5002で、小学生を対象とした1泊2日のSHIRASE心拓塾ウィンタープログラムが開催された。

プログラムの内、「国の命を守る」をテーマとした授業では、元陸上自衛官 第35代西部方面総監の番匠幸一郎氏が登壇し、3.11東日本大震災と自衛隊の活動をテーマにしたインタラクティブなセッションが開催された。

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自衛隊員たちをまとめる立場として、国の命と隊員の命を守る最前線で重要な指揮をとった番匠氏から、「国の命を守る」ことについて学ぶ。
 

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開催場所は、千葉県船橋港のサッポロビール工場近くにある現在の気象観測船SHIRASE中の一室。あまり馴染みのない読者もいるかもしれないが、南極地域観測隊の南極観測の任務に利用されていた「しらせ」はまさに”チャレンジング・スピリッツ”の象徴として存在してきた。

昭和に建造された自衛艦としては最大で、退役した2008年7月30日まで重要な任務を果たしてきた。この場所を「心拓塾」の活動拠点として選んだのは、現代の子どもたちに国や自分の命、人を助けることの重要性、そしてそれらを実現するチャレンジ精神や勇気を持つこと意義を伝えたい狙いがあり、活動拠点を移して2年目になる。

この日の為に、参加した小学生に向け番匠氏は様々なスライドを用意し、小学生に語りかける姿勢を忘れず、熱弁を振るう姿はまさに「国の命を守る」テーマを体現していた。
 

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自己紹介や自衛隊の活動内容をわかりやすくホワイトボードとスライドを使って說明する番匠氏。最初は躊躇気味で緊張していた小学生も、徐々に自ら手を上げて番匠氏の質問に答えていく。そしてテーマはあの3.11東日本大震災に移る。災害時、「助ける側も、助けてもらう側も強くならないといけない」と番匠氏は強く子どもたちに語りかける。

「強くあってほしい、健康であってほしい、強い心を持つこと」。

我が国の歴史上でも、稀の規模であった東日本大震災といえば震度7、マグニチュード9.0、津波の高さ最大38mの大災害だった。死者数も15,829人にのぼり、避難者も71,358人を記録し、未だに仮設住宅等に住む人々がたくさんいる。そして38mといえば、本講義の場となったSHIRASE船よりも高い津波が来たことになるのだという。


災害時、人の命を助けられる時間とは?統計上、災害発生から平均「72」時間(約3日間)である。
だから、「助ける側も、助けてもらう側も強くならないといけない」と番匠氏は強く訴える。まずは自分の身を守ること。

そして、できるなら自分よりも不自由な人、困っている人を助けてほしい。その勇気を、心を持ってほしい。番匠氏は繰り返しその重要性を訴えた。

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さらに、番匠氏はつづける。「リーダーとは?」。テーマがより難しく、深くなっていく。だが、番匠氏の意思はブレない。リーダーは強く、思いやりの心を持っているか、そして仲間を大事にできるか。熱を込めたメッセージを可能な限り子どもたちにわかりやすく伝えようと工夫する。 国を守るためには、しっかりとしたリーダーがいないといけない。だからリーダーは育てないといけないし、一人一人の自発的な行動が必要なのだ。

そして、事前に十分な備えを行うこと、大事な仲間がいること。それらが何よりも国を守る為に重要であると語りかける。自衛官として最前線で重要な指揮をとった番匠氏の言葉は子どもたちにも浸透し、子どもたちの間でもディスカッションする姿もみられるようになった。限られた時間の中、番匠氏は、どんなに悲しい思いをしても、自衛隊を応援してくれる人たちがいる。その人たちの為にも頑張らないといけない責任感を伝えたいのだ。

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講演の最後に番匠氏は言う。「皆さんができることもある。不自由の人たちを助けてあげるなど。どんな些細なことでもいい。助けてくれた人は感謝を伝える。自分にできることは何か?きっとあるはずだ。」番匠氏は続ける。

「人を助ける仕事、また、この素晴らしい日本という伝統的な国を守るという仕事があるということも知ってほしい。」と締めくくった。

最後に、出席した子どもたち全員と握手することも忘れなかった番匠氏。その後は、特別プログラムとして皆で自衛隊のカレー作りを体験する等、人と人とが交流し、楽しく皆で学ぶという充実したプログラムでこの日は幕を閉じた。

SHIRASE心拓塾オフィシャルHP:https://www.shintakujuku.com/
取材・文/西村真